|
FRIDAY KHUTBA OF TOKYO CAMII
2004年9月24日
テーマ:ベラートの夜
ムスリムの皆様。
9月29日から9月30日にかけての晩は、ラマダーン月の使者、ベラート・カンディリ(灯明祭)になります。偉大なるアッラーのお赦し、お慈悲、庇護、そしてお恵みをもたらすこの夜を迎える喜びと幸福を、私たちは味わっています。「ベラート」は,罪、借財、罰などからの救済、という意味を持ち、その真髄において、罪からの浄化、偉大なるアッラーのお慈悲とお赦しに到達する、ということになります。この夜、アッラーのお赦しが多く行なわれるという吉報が伝えられていることから、この夜を「ベラートの夜」と呼ぶのです。
偉大なるアッラーは、この夜、神聖なお恵みを豊かに下さり、糧と治癒という扉をいっぱいに開かれ、私たちを限りないもてなしへと招いて下さるのです。預言者ムハンマド(彼の上に平安あれ)は、
「シャーバン月の第15日を、イバーダと共に過ごしなさい。日中は斎戒を行ないなさい。なぜなら崇高なるアッラーは、この夜、この世界の天空に、お慈悲と共に、ご自身を示され、『悔悟する者はいないか。それを受け入れよう。糧を求める者はいないか。その者に糧を与えよう。治癒を求める者はいないか。その者を治癒させよう。これを求める者はいないか、あれを求める者はいないか、その者にそれを授けよう。』と仰せられる。そしてこれは、日の出まで続く。」とおっしゃられています。
だから、ベラートの夜を認識する人は、崇高なアッラーがクルアーンで仰せられた、「自分の魂に背いて過ちを犯したわがしもべたちに言え、『それでもアッラーの慈悲に対して絶望してはならない』アッラーは、本当に凡ての罪を赦される。かれは寛容にして慈悲深くあられる。」という御言葉を理解し、自らの本髄に立ち返り、希望を抱き、免罪への思いを強くしなければなりません。
大切な兄弟姉妹の皆様。
この夜、そしてその他の同様の夜は、信仰と、イバーダと、そして思考の観点から、私たち自身を新たにし、過去を振り返り、将来に関して予定を立てるための重要な機会です。この夜は、私たちの心の中にある魂の声に耳を傾け、罪を悔い改めましょう。私たち自身、私たちの家族、全てのイスラーム教徒、そして人類の為に、アッラーにドゥアーしましょう。
皆様のベラート・カンディリを祝福し、全ての人々に赦しと、平和と、幸福をもたらすものとなることを、そして全てのムスリムたちの免罪をもたらすことを、崇高なるアッラーからお祈りいたします。
 
|