東京モスク・金曜礼拝のホトゥバ

 

 

 
FRIDAY KHUTBA OF TOKYO CAMII
2004年7月02日
テーマ:ハラールと清められた食物

ムスリムの皆様。
創造され、生命をお与えになられ、無限の恵みを無力な存在である人間に与えられる崇高なるアッラーは、人間の現世での生活において、その天性にふさわしいあり方として、清められ、ハラールとされた食物(恵み)をとるよう、導かれておられます。この件については神聖なメッセージによって教えられています。

 

雌牛章第168節から169節において、「人びとよ、地上にあるものの中良い合法なものを食べて、悪魔の歩みに従ってはならない。本当にかれは、あなたがたにとって公然の敵である。かれは、唯罪悪と醜事をあなたがたに命じ、アッラーに就いて、あなたがたの知らないことをロ走らせる。」と仰せられているのです。アッラーはこれらの章句で、全ての人々に対し、ハラールであるものを食べること、そして、人間の永遠の敵であり、いつでも人間に対して罪悪と醜事を命じ、そそのかすシャイターンに従ってしまわないこと、シャイターンから遠ざかっていることを命じられて教えられておられるのです。

 

雌牛章第172節においては、「信仰する者よ、われがあなたがたに与えた良いものを食べなさい。そしてアッラーに感謝しなさい。もしあなたがたが本当に、かれに仕えるのであるならば。」と仰せられておられます。アッラーはこれらの章において、信仰する者に対して、お与えになられたお恵みのうち良いものを食べること、そしてそのこともしもべとしてなすべきことの一つであること、与えられた恵みに感謝することが一つの神聖な義務であることを教えておられるのです。

ムスリムの皆様。

創造され、生かされ、そして糧をお与えになられるアッラーは、しもべたちにハラールで清められた食物をとるよう命じられると同時に、食べることが禁じられている食物についても教えられておられます。雌牛章第173節において、「かれがあなたがたに、(食べることを)禁じられるものは、死肉、血、豚肉、およびアッラー以外(の名)で供えられたものである。だが故意に違反せず、また法を越えず必要に迫られた場合は罪にはならない。アッラーは寛容にして慈悲深い方であられる。」と啓示されています。食卓章第3節においては

「あなたがたに禁じられたものは、死肉、(流れる)血、豚肉、アッラー以外の名を唱え(殺され)たもの、絞め殺されたもの、打ち殺されたもの、墜死したもの、角で突き殺されたもの、野獣が食い残したもの」

とされています。家畜章第145節においては「言ってやるがいい。『わたしに啓示されたものには、食べたいのに食べることを禁じられたものはない。只死肉、流れ出る血、豚肉――それは不浄である――とアッラー以外の名が唱えられたものは除かれる。だが止むを得ず、また違犯の意思なく法を越えないものは、本当にあなたの主は、寛容にして慈悲深くあられる。』」と、蜜蜂章第114節においては

「それでアッラーがあなたがたに授けられた、合法にして善いものを食べなさい。もしあなたがたがアッラーに仕えるならば、かれの恩恵に感謝しなさい。」と仰せられておられます。

ムスリムの皆様。
アッラーの神聖なご命令に従って、食べるものに注意を払い、ハラールである恵みを口にし、アッラーに対してしもべであるという意識を持って生きることは、無限の恵みに対し感謝をし、アッラーのお喜びを得る行為となるのです。

 

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