東京モスク・金曜礼拝のホトゥバ

 

 

 
FRIDAY KHUTBA OF TOKYO CAMII
2004年6月18日
テーマ:アッラーの私達人間に対する恵み−1

ムスリムの皆様。
偉大なるアッラーはイブラーヒム章第34節おいて仰せられておられます。「またかれはあなたがたが求める、凡てのものを授けられる。仮令アッラーの恩恵を数えあげても、あなたがたはそれを数えられないであろう。人間は、本当に不義であり、忘恩の徒である。」

ムスリムの皆様。
偉大なるアッラーの私達人間に対する恩恵、恵み、親切さ、これらはあまりに多く、数えられないほどです。ただ私達がしなくてはならないことは、自分の無力感を認識し、真の所有者をその恵みから熟考し、服従し、感謝することです。本日のホトバにおいては、アッラーが与えられた様々な恵みを、神聖なメッセージである聖クルアーンから取り上げたいと思います。

アンナフル章第72節において「またアッラーはあなたがたのために、あなたがたの間から配偶者を定め、配偶者からあなたがたのために子女や孫を与えられる。また良いものを与えられる。それでもかれらは虚偽を信仰して、アッラーの恩恵を拒否するのか。」またアンナフル章第78節において

「アッラーはあなたがたが何も知らない時、あなたがたを母の胎内から生まれさせ、聴覚や視覚や心(知能感情)をも授けられた。必ずあなたがたは、感謝するであろう。」と仰せられておられます。雌牛章第22節において「(かれは)あなたがたのために大地を臥所とし、また大空を天蓋とされ、天から雨を降らせ、あなたがたのために糧として種々の果実を実らせられる方である。だからあなたがたは(真理を)知った上は、(唯一なる)アッラーの外に同じような神があるなどと唱えてはならない。」とあります。

 

偉大なるアッラーはナフル章第66、67、68、69節において「また家畜にもあなたがたへの教訓がある。われはその腹の中の雑物と血液の間から、あなたがたに飲料を与える。(その)乳は飲む者にとり、清らかであり(喉に)快適である。またナツメヤシやブドウの果実を実らせて、あなたがたはそれから強い飲物や、良い食料を得る。本当にその中には、理解ある民への一つの印がある。またあなたの主は、蜜蜂に啓示した。「丘や樹木の上に作った屋根の中に巣を営み、(地上の)各種の果実を吸い、あなたの主の道に、障碍なく(従順に)働きなさい。」それらは、腹の中から種々異った色合いの飲料を出し、それには人間を癒すものがある。本当にこの中には、反省する者への一つの印がある。」と仰せられておられるのです。

ムスリムの皆様、
上記において取り上げた幾つかの節では、アッラーが人間に対して示された多くの恵みの中の、ほんの僅かの部分を紹介しているに過ぎません。私達に必要なのはアッラーの恩恵が如何にありがたいもので有るかを認識し、その意味について考察することです。

 

 

東京モスクへ戻る

 

 

前のページへ

次のページへ