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東京モスク・金曜礼拝のホトゥバ |
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2004年6月4日
家庭は、社会の真髄と基本を構成する重要な場所です。だから家庭の基盤はしっかりした土台の上に築かれる必要があります。家庭が築かれる際には十分な注意が払われ、細やかな行動がとられなければなりません。そして宗教的な責任も、無視されるべきではありません。家庭というのは生涯、やすらぎの保障となるべき場であるからです。やすらぎの保障の為には、家族のメンバーがお互いに権利や責任、宗教的及び現世的責務を意識して行動しなければなりません。 ムスリムの皆様。 イスラームは、お互いを愛し、平安のうちに生きるという点において家庭の重要性を強調し、ビザンチン章第21節において「またかれがあなたがた自身から、あなたがたのために配偶を創られたのは、かれの印の一つである。あなたがたはかの女らによって安らぎを得るよう(取り計らわれ)、あなたがたの間に愛と情けの念を植え付けられる。本当にその中には、考え深い者への印がある。」としています。
家庭内において、責任を認識していなければいけない人の筆頭が、母親と父親です。なぜなら母親や父親は、家族の他のメンバーによって模範とされる人であるからです。だから母親と父親がお互いの関係において、愛情や敬意、寛容さをもって行動し、恥を知る心、教養、規律、美徳を持ち、正しい基本に従い、宗教的義務をしかるべき形で果たしたならば、望む形での家庭内のやすらぎを手にすることができます。そしてこれは同時に、社会のやすらぎや幸福を意味するものなのです。
偉大なるアッラーは、家族のメンバーの責任や、起こりえる問題の解決について、雌牛章第187章で次のように仰せられておられます。「かの女らはあなたがたの衣であり、あなたがたはまたかの女らの衣である。」
また婦人章第35節においては、「もしあなたがたが、両人の破局を恐れるならば、男の一族から一人の調停者を、また女の一族からも一人の調停者をあげなさい。両人がもし和解を望むならば、アッラーは両人の間を融和されよう。本当にアッラーは、全知にして何ごとにも通暁しておられる。」と仰せられておられます。
アッラーのこの神聖なメッセージは、夫婦がお互いを補完する一つの完全体であることを知らせ、その一体化のもと、やすらぎを持って生きることを忠言しているのです。預言者の中の預言者であられる聖ムハンマド(かれの上に平安あれ)は、ハディースで、「あなたがたのうち、最も成熟した信心を持つ人とは、最も優れた徳を持つ人であり、最も価値のある人とは、妻に対してよき人である。」と仰せられておられるのです。
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