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FRIDAY KHUTBA OF TOKYO CAMII
2004年1月9日
テーマ:模範的な人であること
ムスリムの皆様。崇高なるアッラーが、優れた特質を備える存在として創造された人間は、いくつかの責任を負わされています。これらの責任を果たし、創造の意図にふさわしい形で生きることができるよう、預言者や書を下されるという形で真実を示され、導かれておられるのです。創造者章(ファーティル)第24節では、
「本当にわれは、吉報の伝道者として、また警告者として、真理を持たせてあなたを遣わした。(またこれまでも)どの民にもかれらの間に、一人の警告者が行かなかったものはない。」とされています。
ムスリムの皆様。預言者たちはあらゆる面で模範であり、指導者である人々です。そして警告者として、真理と共に遣わされたのです。だから信者たちがなすべきことは、預言者たちを模範とすること、そして人々への模範となることです。この点に関して、アッラーは、部族連合章(アル・アハザーブ)第21節で次のように啓示されておられます。
「本当にアッラーの使徒は、アッラーと終末の日を熱望する者、アッラーを多く唱念する者にとって、立派な模範であった。」
ムスリムの皆様。ムスリムとは、その信仰、崇拝行為、徳、そしてその他のあらゆる行為、振る舞いにおいて模範である人です。模範となるべき立場にあるのです。我々の導き者であるアッラーと、我々の預言者である聖ムハンマド(かれの上に平安あれ)がそれを望んでおられるのです。
ムスリムとは、何よりも、アッラーの唯一性と、聖ムハンマドが預言者であられるということ、この方がアッラーによって知らされたことを疑念なく信じ、その結果としてアッラーの命令に従い、禁制を守る人のことです。ムスリムとは、その人生をクルアーンとスンナによって方向付け、アッラーとその使徒(かれの上に平安あれ)を深く愛し、そうしてアッラーのご満悦を得ようと努める人のことです。ムスリムとは、永遠の平安を得るため、アッラーに対する責任である、しもべとなることという義務を果たし、不必要な、何の価値もないようなことには顔を背け、その真髄、その言葉において模範である人のことです。
ムスリムの皆様。
ムスリムとは、アッラーが下された恵みに感謝し、罪を犯した場合に後悔の念を抱き、悔悟し、人々に善を奨励し、悪から遠ざけようと努め、その知識でもって人々に奉仕する人のことです。
ムスリムとは、全ての人々をアッラーのしもべと見なし、よい仲を保ち、調和のとれた導き手、統一者、そして人々を分裂させたりはしない、意識を確固として持った人のことです。
ムスリムとは、あらゆる態度において謙虚さの模範であり、ムスリムたちに対して慈愛深く、全ての人々にとって有意義で、あやゆる事項においてアッラーのご満悦を求め、この思いと共に生きる人のことです。この世とあの世における救い、平安、幸福は、ただクルアーンとスンナにふさわしく生きることにのみあるのです。
偉大なるアッラーは、食卓章(アル・マイーダ)第2節においてこうおっしゃられておられます。
「正義と篤信のために助けあって、信仰を深めなさい。罪と恨みのために助けあってはならない。アッラーを畏れなさい。誠にアッラーは懲罰に就いて厳重であられる。」
 
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