イスラーム Q&A

 

 ラマダン(断食)について

 
Q1 ラマダーン月とは何月のことですか。
A1 イスラーム歴の第九番目の月にあたります。イスラーム暦は太陰暦で、月の周期をもとに定められた暦です。太陽暦よりも11日短く、従ってラマダーン月は毎年、前の年よりも11日早まることになります。


Q2 ラマダーンの間は一ヶ月ずっと飲み食いしてはいけないのですか。
A2 夜明け前から日没までの間だけ、断食をします。


Q3  薬も飲んではいけないのですか。
A3 口や鼻から体内に薬を体内に入れることも、この時間帯には禁じられています。ただし、病人は断食をしなくてもよいとされています。できなかった分を後日行うことになります。


Q4 タバコもいけないのですか。
A4 喫煙は禁じられています。そのほか、夫婦の間の性交渉もこの時間帯においては禁じられています。また、他人の中傷・誹謗を行ったり、欲望の虜になったりしないようにすることは、いつでも大切なことですが特にラマダーン月の間中は重要です。ラマダーン月においては単に断食だけではなく、このような斎戒が行われるのです。


Q5 妊婦や、授乳中の人にはきついのではありませんか。
A5 妊娠中もしくは授乳中の女性は断食を行わなくてもよいとされています。この場合も、のちにできる状態になったときにその分の埋め合わせをします。月経中の女性も断食は行いません。妊娠中・授乳中でもできる人は行っても構いませんが、月経中の場合は行ってはいけません。


Q6 子供はどうしますか。
A6 思春期以前の子供はしなくてもよいことになっています。また、老人や特に体の弱い人もしなくてもよいとされています。この場合あとで埋め合わせ、というのもできませんが、その代わりに余裕があれば(最低限のラインが定められていて、それ以上の収入・貯蓄があれば)断食できなかった日数につき少なくとも一食分の食事、あるいはその費用を貧者に施すことになります。旅行中の人も、困難であるようならしなくてもよいとされていますが、これはあとで埋め合わせが必要です。


Q7 うっかり忘れてしまって無意識に何かを飲んだり、口にしたりした場合はどうなりますか。
A7 その場合は断食を破ることにはなりません。断食を続けることになります。


Q8 もししなかったらどうなるのですか。

A8 まず、断食というのはムスリムにのみ課せられている義務です。ムスリム以外の人には課せられてはいないわけです。もし、ムスリムが何の理由もなく断食を行わなければ、あるいは途中で放棄すれば、その一日につき60日分の断食をすることになります。

 

 

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