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信仰の基本のまた一つが、預言者達を信じることである。
預言者とは、アッラーが人々に正しい道を示す為に任務を与えられた、選ばれた人々のことである。つまり預言者は、アッラーと人問の問の使者だ。アッラーのご命令や禁じられたことを、人々に伝える。
預言者たちの一部には啓典が下された。彼らを一般的に「ラスール(使徒)」と呼ぶ。啓典が下されなかった預言者もおり、彼らは「ナビー」と呼ばれる。彼らは白分より以前の預言者に下された啓典に従い、宗教的実践を行い、布教をする。複数形では「アンビヤー」となる。
啓典が下された預言者をナビーということはできるが、啓典が下されなかった預言者をラスールと呼ぶことはできない。言い換えれば、ラスールは全て、同時にナビーでもあるが、ナビーの全てがラスールではない、ということである。
人々は預言者を必要とする。なぜなら人は、白分の知恵だけで全てを知ることはできないからだ。アッラーを、自分の知恵で見つけることは可能である。なぜならこの世界、そしてこの世界に存在する被造物の繊細さ、調和、完壁な配置などを追及すれば、それらが勝手にできるものではないことを、創造主がいることを理解できるのだ。この世界では何もかもが完全に正しい位置に配置されており、これらが勝手にそうなることは不
可能である。
しかし、その創造主にどのような崇拝行為を行えばいいのか、何を命じられて何を禁じられているのか、ということを知ることはできない。これらを私たちに教えるのが預言者たちだ。だからアッラーは、預言者を遣われなかった人々には罰を与えない。クルアーンで、
「われは(警告のため)一人の使徒を遣わさない限り決して懲罰を下さない。」17章14節と語られる。
アッラーが預言者を遣わされる理由の一つが、最後の審判の日、人々が「アッラーよ、私たちはどうやって崇拝すればいいのか知らなかったのです」と弁解することのないように、というものである。アッラーは次のように語る。
「使徒たちに吉報と警告を齋せたのは、かれらの(遣わされた)後、人々にアッラーに対する論争がないようにするためである。本当にアッラーは、抜かりない立証者であられる。」4章165節
 
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